アガベ チタノタブルー 実生育成記録②

5月に蒔いた種が約半分ほど発芽し、順調に育っているチタノタブルー。今回はさらに50粒を購入しました。6月になり気温もさらに上がってきているため、どのような成長を見せてくれるのか比較しながら育てていきたいと思います。

事前準備はこちらの記事からどうぞ。

多肉植物実生 播種前の準備について

2021/6/8

チタノタブルー

播種から2日後。早くも数粒で発芽を確認!前回よりも気温が上昇していることと、播種前に種を浸水させておいた時間が増えた(前回6時間ほど、今回20時間ほど)ことが影響しているのでしょうか。また、今のところですが、ダコニール液のみのグループでは動きがありませんが、ダコニール液+メネデール液に浸しておいたグループの種でのみ動きが出ました。たまたまにしては後者のグループの発芽率がよいような気がします。6月初旬ですが連日夏日を記録するなど、思ったよりも気温が上がっているので、成長が速そうです。今後もこまめに観察を続けたいと思います。

2021/6/18

チタノタブルー

播種から12日経過しました。一気に芽が吹き出してきました。連日夏を思わせる高い気温が続いていたため成長速度が速いです。見てわかる通り土が異なっていて、ともに多肉サボテン用の土なのですが、右側の用土は粗目の土になっています。左側はさらにバーミキュライトを表面に被せたことで、より根が張りやすくなっているのかもしれません。明らかに左側の用土に蒔いた種の方が育っています。そして不可解なことに60粒蒔いたチタノタブルーから65粒の発芽が確認できました。(?)数え間違えていたのでしょうか。ともあれほとんどの種で発芽が確認できました。根が埋まっていかないものがいくつかあるため、手遅れになる前に位置をずらしたり、明らかにダメになりそうなものは根をある程度強制的に埋めるなどして、整理しました。

2021/6/27

アガベチタノタブルー

早いものでは播種から2日後、6月8日には発芽が確認できていたチタノタブルー。それから約3週間が経ち、二つ目の葉が出てきた芽も確認できるようになりました。5月に播種したチタノタブルーは、ガンガン日光に当てていたためか、想像していたよりもやや赤っぽく育っているため、日差しの強くなる夏へ向けて、日照条件を変えて育てるか悩みどころです。半分は半日蔭、半分は直射日光に当てるなど、異なる環境で育てて、育成の変化を観察したいと思います。二つ目の葉が出てきたため、今日から腰水はやめ、多めの水やりで管理していきます。

2021/9/7

アガベチタノタブルー

6月の播種から3か月が経過しました。他の種と比較してもチタノタブルーは丈夫な印象がありますが、順調に成長しているようです。ただ、同じ日に播種し、同じように育てているにも関わらず、ポットによって成長度合いがけっこう違います。上の写真は隣同士で管理しているチタノタブルーです。ぱっと見てわかるように、左側のポットに比べて右側のポットの苗の方が明らかに成長度合いが速いです。もちろん水やりの頻度や日当たり、風通しなどもほとんど同一条件のはずです。苗単位ではなく、ポット単位で異なるのには何かしら理由があるはずです。心当たりとしては、左側は播種前にダコニール液に浸水させたのに比べ、右側はダコニール液+メネデール液に浸水させた点。メネデール液は初期の成長度合いを早める可能性が無きにしも非ずといった感じです。ただし、他のポットではここまで顕著に違いは出ていないため、あくまで可能性としての話になります。今年はもう種まきをする予定はないため、来年以降も今年やってみてわかったことを活かしながら、色々な検証を続けていこうと思います。

チタノタブルー
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