気温?天気?土?鮮度?7月播種と8月播種の実生成長度合いが全然違う

個人的にとても見た目が好きなパキポディウム属ルテンベルギアナム。鬼に金棒とも言われ、グラキリスのような丸みを帯びたぼてっとした見た目とは異なり、細長く成長します。そのルテンベルギアナムですが、7月に播種した実生株の成長がとても順調だったため、追加で種子を購入しました。

7月に仕入れた種は25粒中17粒が発芽し、発芽した苗は1つも欠けずにすくすくと成長しています。

パキポディウムルテンベルギアナム
2021/7/4播種

約2か月でこの成長。素晴らしいです。

さて、8月に仕入れた種は50粒。発芽率もまずまずで、成長度合いもよかったため数も増やしました。播種から2週間後、果たして結果は…

パキポディウムルテンベルギアナム
2021/8/22播種
パキポディウムルテンベルギアナム
比較するとこんな感じ

どどーん…!ほぼ壊滅状態!1か月時期がずれただけで、こんなにも違いが出るものなのでしょうか。なにがいけなかったのでしょうか。今後のためにもいくつか思い当たる点をまとめておきたいと思います。

播種日
数量
事前準備

用土

環境

天気

2021/7/4
25粒
メネデール液、ダコニール液に一晩浸水
赤玉土、バーミキュライト中心

ベランダで8時間程度直射日光の当たる風通しのよい場所
晴天続きで雨はほとんどなし。遮光せずほぼ直射日光

2021/8/22
50粒
メネデール液、ダコニール液に一晩浸水
赤玉土、バーミキュライト中心に表面に市販の種まき用の土
ベランダで8時間程度直射日光の当たる風通しのよい場所
雨天続きで種まき後1週間ほど25度以下まで冷え込む。ベランダに吹き込む雨が多少当たる

用土はほぼ同じで表面に市販の種まき用の土で覆ったくらいの違い。ポットを置いた場所も同じで、一番違ったのは天候です。気温としては8月の方が残暑で暑いはずなのですが、今年に限っては雨模様が長く、異例の25度以下の日が続きました。さらにベランダ管理のため、吹き込んだ雨が多少なりとも当たっていました。播種してしばらくは、天候が悪い場合、屋内に取り込んだ方がよいのかもしれません。また、これは検証のしようがないのですが、仕入れ先が7月と8月分とで異なります。仕入れ先は伏せますが、単純に種の鮮度が悪かったという可能性もあります。いずれにしてもそこは不明なので、やはり天候が一番の理由だったように思います。雨が続く日は屋内に取り込んだり、吹き込んだ雨がかからないように工夫するなど、今回の反省を活かして次回以降気をつけたいと思います。

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