アガベ オテロイ 実生育成記録① 炎の500粒一気播種

数あるアガベの中での特に人気の高いオテロイの種子を500粒入手。種まきによいとされる4-6月は過ぎてしまったが、炎天下の8月に種まきを実行することにしました。同じく8月の1週目に蒔いたパリ―、トランカータの発芽率が今一つな感じなので、真夏の40度に迫ろうという気温ではマイナスの影響があるのかもしれません。パリ―、トランカータはベランダで特に遮光もせず直射日光をガンガンに当てていましたが、さすがに2,3日経ってもまったく発芽の予兆がないため、寒冷紗で日光を少しカット。1週間でようやくボチボチ発芽し出してきました。オテロイについてもその反省を生かして、気温が上がり過ぎる場合は光量を調整しながら管理していきたいと思います。
播種前の準備はこちらの記事から↓

2021/8/15 播種

購入したまではいいものの、正直500粒を一気に蒔くのかと思うと、少しだけ気が重くなります。届いた種を見なかったことにして、来週に持ち越そうかと思いましたが、雨の影響で8月にしては異例ともいえる25度を下回る気温だったため、重い腰を上げました。外作業なので雨は厄介ですが、ガレージに吹き込むほどではないため、作業するには快適です。いつも通りダコニール+メネデール液に一晩浸けた種を、赤玉土+バーミキュライトをメインにした用土に蒔いていきます。今回から表面に小粒の鹿沼石をまぶしたのですが、2点いいことがありました。1つは粒がかなり小さいため発芽した根っこが用土に滑り込みやすそうなのと、もう1つは土が明るい肌色をしているので、種を誤って鉢の上に落としてしまった時に見つけやすいことです。たいしたことではないかもしれませんが、自分的にはこの2点は結構大きなメリットでした。
さて、涼しいとはいえ量はかなりあるため、朝9時から作業開始です。ポットに用土を入れ、熱湯消毒するのも手慣れてきました。そして今回からちょっとした手間を加えることにしました。少し見難いのですが、下の写真のように芽が出てくる箇所は左下の尖ったところになります。アガベの種子はとても小さく軽いため、発芽しても根が土の中にうまく入っていけず、浮き上がってしまうことがあります。根が出る箇所を下向きにして播種することで、より用土に滑り込みやすくなるかもしれません。うまく発芽すれば3,4週間後にこのひと手間の効果もわかってくるはずです。うまく滑り込むことができず浮かび上がってしまう芽をピンセットで調整するのも結構手間になるので、このひと手間で効果があるのなら、今後の幼い苗の管理がとても楽になります。

アガベオテロイの種子

せっせと種を蒔くこと6時間。ようやく500粒の種まきが完了しました。

アガベオテロイ種まき

疲れた。。。普段はこのままベランダで腰水管理するのですが、この先2,3日は雨予報なのと、真夏のベランダは気温が上がり過ぎるため、発芽するまでは室内で気温が高くなり過ぎないように注意しながら管理していきます。個人的に大好きなオテロイ。どのくらい発芽してくれるのか楽しみです。

アガベオテロイ
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