アガベ チタノタ 子株育成記録

譲っていただいた子株の育成記録です。
とあるアガベを育成されている方に色々とお話を聞く機会があり、その際に形のきれいなアガベについた子株を分けていただきました。親株の形がそのまま子株に受け継がれるとのことでした。2つ子株がついており、1つは根もきれいに分けることができました。もう1つは根がほとんどなく、うまく成長するか微妙なところ。丁寧に育てて立派なアガベに育てたいものです。

2021/4/20 子株を切り分け

こちらは根が出ている方の子株(以下A)。葉も5枚ほどついていてかなり状態がよさそうです。
こちらがもう一方の子株(以下B)。若干根が乾燥気味というか元気がありません。上の子株と比べると少し小ぶりです。
並べてみるとこんな感じ。値が張るまで腰水で管理します。(左がA、右がB)

2021/5/14 腰水管理3週間経過

腰水管理で3週間ほど経過

鉢の底からひょろっと根が出てきました。やはり元気な方の子株Aからです。もう一方の鉢底からは出てきませんが、触った感じ根は張ってきているように感じます。あと1週間ほどこのまま様子を見て、翌週天気がよければ腰水をやめてみようと思います。

2021/5/21 腰水管理1か月経過

さらに1週間経過

5月ですが、梅雨入りしたかのような天気が続いたためか、土の表面に苔が。腰水から上げるだけの予定でしたが、これはいけないと思い植え替えすることにしました。

子株Aの根っこ。いつの間にか着々と成長していたようです。

鉢底から根が飛び出ていたので、ある程度成長しているとは思っていましたが、予想以上にしっかりと根が張っていました。根元の茶色くなっている部分や黒っぽくなっている数本の根は取り除き綺麗にしました。

子株B。こちらもしっかりと根が出ていました。

子株Aと比べると本数は少ないですが、こちらもきちんと根が張っていました。同じ管理法をしていたので、死んでさえいなければこの方法で着実に成長するようです。

植え替え後

土は研究中のため、今回はサボテン多肉用の土をそのまま使い、肥料に若干のマグァンプKを混ぜ込みました。まだ根が不安定なため、一応熱湯で消毒しています。腰水管理をやめ、ここから数週間はなるべく水を切らさないように注意しながら管理したいと思います。

2021/6/27  チタノタ植え替え 2か月経過

子株を植え替えてから約2か月が経過しました。大きい方の株Aは葉っぱがかなり伸びてきました(伸びてしまいました?)これが属に言う徒長でしょうか。根がある程度張るまでは水を切らさないよう多めに与えていたのですが、あまりよくなかったのかもしれません。持ち上げても問題ないくらいにはなっているので、ここから先は少し水やりを制限しながら育てていこうと思います。

2021/8/18 チタノタ植え替え4か月経過

アガベチタノタ子株
アガベチタノタ子株

子株を植え替えて4か月が経過しました。2か月前は色も赤みを帯び、葉も薄く長く成長しかけていましたが、この2か月でかなり持ち直しました。今年は梅雨の長雨が続いたため日照不足だったのだと思われます。夏場の直射日光にしっかりと当てることで肉厚で詰まったようなアガベに成長してきました。日光ってほんと大切ですね。

アガベ
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