アガベ チタノタブルー 実生育成記録①

人気のアガベ・チタノタブルーの実生育成記録です。初めての多肉植物育成ですが、アガベ・チタノタブルー、オペルクリカリア・パキプス、ボレアリスと3種類を育ててみます。アガベはネットで20粒仕入れましたので、どのくらいの発芽率で、どのように育っていくのか楽しみです。

播種前の事前準備

2021/5/1

右からアガベ・チタノタブルー、ボレアリス、パキプス

播種前の事前準備として種を殺菌します。様々な殺菌剤がありますが、今回私が選んだのはダコニール。2000倍に薄めた液を用意し、8時間ほど浸水させました。2000倍というとかなり薄く感じますが、実際はかなり白く濁るので、見た感じからして効果がありそうです。まる一日以上浸水させるとよいとの情報もありましたが、今回は3種類とも8時間で統一させました。

播種

2021/5/1

いよいよ種を撒いていきます。土は赤玉土や鹿沼土などを配合して育成している方が多いのですが、初心者のため今回は市販の多肉サボテン用の土を使い、表面に少量のバーミキュライトをかぶせます。種は土の上に置くようにし、土に隠れるか隠れないかくらいです。実験のため、3/5は土をより保湿させるためサランラップをかけ、2/5はあえて通気性をよくしてみました。腰水管理しますが、種を消毒させた際に余ったダコニールを混ぜています。

さて、早ければ2,3日で芽が出ることもあるようですが、どのように育つのか楽しみです。種が小さく、撒く途中にピンセットからポロリと落ち、2粒ほど行方不明になってしまいました。土と同化してどこに種があるのかまったくわかりません。次回からはより気をつけたいと思います。

播種~発芽の過程

2021/5/4

さて、2,3日経ちました。まったく変化はありません。早ければ2,3日という言葉を信じて芽が出てくることを祈ります。

2021/5/8

播種から1週間が経ちました。パット見ただけでは土と種が同化してしまい、どこに種があるのかすらわかりません。まだ芽は出ていないかとがっかりしかけたところ、よーく見ると3粒ほど種の先から芽らしきものが出ていました!サランラップをかけていた方から1粒、かけていない方から2粒です。これだけでは何とも言えないため、このままさらに数日様子を見たいと思います。

2021/5/14

着実に芽が出てきました。今回20粒撒いたのですが、現在8粒で発芽の確認ができています。4粒×5ポットにわけていて、最初の1週間2ポットはサランラップなし、3ポットはサランラップを被せて湿度を保ちました。まだなんとも言えませんが、現状だけを見ると、サランラップなしからは10粒中6粒、サランラップありからは15粒中2粒の発芽です。ここ数日で気温もかなり上がってきたのでさらに増えてくる気配はあります。

2021/6/8

播種から1か月強経ちました。中にはふたつめの葉が出てきたものもあり、徐々に成長しています。管理方法は腰水を続けており、それ以外は屋外で日中5,6時間は直射日光が当たる場所に置いています。風通りは良く、水もすぐになくなるためこまめに管理するようにしています。あと1か月ほどこの状況で管理し、問題なさそうであれば腰水をやめてみようかと思います。

2021/6/27

アガベチタノタブルー

播種から約2か月が経過しました。順調に大きくなっていますが、想像していたよりも少し赤みがかっているのが気になります。直射日光に当てすぎたのでしょうか。逆に梅雨のぐずついた天気のせいで、日照不足なのでしょうか。ベランダの軒下管理のため、小雨程度はしのげますが、大雨や横風がくると雨も入り込んできます。まだしばらく梅雨空が続きそうですが、梅雨明けしたら、4ポット中2ポットはこのままガンガン直射日光に当て、2ポットは日中2,3時間だけ直射日光に当たる半日蔭に移して、どのように変化するのかを観察したいと思います。

2021/7/11

チタノタブルー

播種してから2か月強が経ちました。ようやく3枚目の葉が出てきたのを確認。他の方のブログなどを見ていると、うちのチタノタブルーはやや成長が遅いような感じがします。もう少しで梅雨明けするでしょうから、夏の間に日光をガンガンに受けて成長してくれることを願います。とはいえ、現時点で残っている株は離脱もなく成長してくれています。

アガベチタノタブルー種
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