ボレアリス3度目の実生挑戦記事になります。
過去の実生記録はこちらです↓
パキポディウムなど他の塊根植物の種と比べて、見るからに硬く発芽しにくそうなオペルクリカリア。ボレアリスは過去5,6月と連続して全滅でした。過去2回の反省を踏まえ、今回は1.事前のメネデール液+ダコニール液への浸水に加えてこちらを使用しました。
キッチンハイターです。塩素系漂白剤に浸すことで硬い種皮を柔らかくする効果があるとかないとか。こちらに播種直前に30分間浸水させました。さらに種の表面をカッターなどで傷つけることで硬い種皮から芽が出やすくするという方法もありましたが、初心者のためこちらのやり方はやめておきました。変なところを傷つけて逆効果になる可能性もあるようです。
こちらのキッチンハイターへの浸水と、もう1点変更したのが、播種した種を土の上に置くのではなく、0.5㎝ほど土の中へと埋めたことです。これも所説ありなのですが、ボレアリスは光を嫌う嫌光性種子のため、遮光した方がよいようです。ただ、この説は全否定されている方もいるので、表面を土で覆うことがプラスに働くかどうかは半信半疑です。
それでも過去と同じことをしても発芽率が上昇するとは思えないため、上記の2点を変更して発芽を待つことにしたいと思います。
2021/7/4
播種完了。今回はこれまでよりも、さらにベランダの奥深く、直射日光の当たらない風通しのよい場所に配置しました。
2021/7/18
チーン。3度目の実生チャレンジも失敗に終わりました。キッチンハイターの効果もわからずじまいです。上の写真は土からほじくり出した種ですが、正直まったく発芽の気配がありません。こんなものかもしれませんが、次回種子を手に入れることができた際には、種子の表面に傷をつけてそこから芽を出させるという、少し荒業っぽい方法を試してみたいと思います。
ボレアリス、3戦3敗です。