パキポディウム属 グラキリス実生育成記録②

グラキリス実生第2弾です。6月に蒔いた種が約30%の発芽率だったグラキリス。育てていて気付いた点として、グラキリスは特に小苗のうちは根が弱いのでは?ということでした。発芽しても、根の力が弱いためか、用土に根が入り込めずに苗が用土表面から浮き上がってしまうものがいくつかありました。そこで今回はより根が深く容易に入り込めるように、用土を変更してみました。

播種前事前準備

メネデール液とダコニール液を足した液体に24時間浸水させ、その後さらに皮を柔らかくするためキッチンハイターに30分間浸水させました。表面の皮を剝ごうかと思っていましたが、思いのほかふやけていたため、やめておきました。

用土について

前回は初心者ゆえに変に用土にもこだわってしまい、赤玉土、鹿沼土、バーミキュライト、パーライト、軽石、ゴールデン培養土など、様々なものを混ぜ込んで使用しました。特に粒が粗めの軽石、鹿沼土などは小苗の根を支えるにはスカスカになってしまい、また根の真下に軽石があったりすると根が伸びることもできず、結果失敗だったと反省しています。今回はシンプルに赤玉土、バーミキュライトを混ぜたものである程度細かめの用土をメインに使用し、表面にさらに細かい種まき用の土を敷きました。熱湯消毒して準備完了です。

播種から発芽までの経過観察

2021/7/4

パキポディウム グラキリス
↑今回

↑前回。明らかに軽石が邪魔そうです

20粒播種しました。前回と比較して、この時点ですでに安定感があります笑。シンプルイズベストです。さらに、7月に入りさらに気温が上昇してきたせいか、播種前の浸水の時点で5粒ほどは、すでに種からうっすらと芽が出始めていました。これは期待が持てそうです。グラキリスはタッパーなどで密閉して湿度を保つ方法がよく紹介されていますが、今回も特にそのようなことはせず、ベランダの明るめの日陰で腰水管理していきます。

パキポディウム グラキリス
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